# 【診断のための七つ道具と使い方】
精密な計測調査は専門家に委ねるとして、ここでは、素人でも簡単な道具を使って建物の基本的な調査ができることを説明しておきましょアブ。クラックスケール①亀裂幅計測シートこれは、コンクリートの基礎や室内壁の亀裂の幅などを計測する。線が書かれているので、この薄いセロハンを亀裂の上に乗せて、同じ幅の箇所を探し、亀裂の幅を計測する。②水準器これは、床や敷居が水平にできているかどうかを計測するときに使える。水準器を置くと高い方に泡がいる。もし、一定の範囲でどの程度下がっているか調べる場合は水平な定規か板の上に水準器を乗せて、泡が中央にくるまで動かせば、長いスパンでも計測できる。傾きだけならパチンコ玉でもよい。③下げ振りこれは柱や建具などが垂直に立っているか調べる道具だ。一人で作業するときは糸の先端に大きな釣り針をつけるといい。④糸と針これは、大きなスパンの床のたわみなどを調べるときに使える。片方にピンを差し込みその上に糸を結び、他方にも針を立て、糸を結ぶ。そして、中央部分の糸と床の間を計測する。⑤カメラ小さいカメラで発光するものがよい。⑥打診棒これは、市販きれているが、コンクリートなどが浮いているかどうかを調べる。なければ木槌でも結構だ。⑦スケールこれは、目盛りの大きい物の方が計測しやすく、写真写りもよい。後は組み合わせで、相当の調査計測が可能だ。
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