# 【欠陥が招いた悲劇】

1986年に出版された新耐震設計基準の書物の末尾で、阪神大地震が発生した同月の末日に亡くなられた梅村魁先生が宮城県沖地震の被害について書かれていることは、そのまま今回の地震にも当てはまる。要約すれば、真っ当な工事がなきれないことで被害が大きくなっていることを戒めたものと解する。天王寺谷巳之助さんの建てられた住宅を筆者が見て回って、改めて「建築基準法・施行令は技術基準の最低を定めたもの」ということが分かった。この最低を守って技を重ねた建物は倒壊はしていないのだ。関東大震災級の地震にも耐えられるという目標を達成するための現行法により建てた建物が、倒れたのは、多くは、手抜き・違法工事と老朽建物であったと断言する。当サイトは、こうした視点で書き下した。どうか当サイトを参考にして、「外敵から身を護り、雨露をしのぐ住まい」を入手していただきたいと思う。地震以上に怖い自然災害は台風だ。毎年来るから「慢性」になっているきらいがあるが、100年間で自然災害をまとめると、地震災害よりも、台風災害の方が人的にも物的にも大きいことを知ってほしい。ただ、台風は予知できるから、心掛け一つで災害を回避できるが、地震は予知できないから、いつ地震がきても「命を奪われないような住まい」を確保していただきたいと思う。当サイトを出すにあたって、植松重信さんの助力をいただきた。当サイトを出せたことにつき、講談社の菅原孝也さんにも、脱稿の遅れたお詫びとお礼を申し上げたく存じる。

例外なく船舶免許での東京なのであればいいんじゃないんですか?