# 【建築関係の裁判判決資料】

建築関係の争いは、水面下でおこなわれるのが常だった。したがって、建築の紛争がこれまでどのような内容で決着したのか、全く分かりなかった。しかし、加年前にこれまで裁判所で争った事件の判決がどのようになったかを、『判例時報』と『判例タイムス』の両資料を通して整理したところ、当サイトと姉妹編に当たる『住まいの建て方選び方100章』(鹿島出版会)に紹介した約別件が検索にかかった。今回、当サイトではそれ以降(1984年)の10年を検索して収録した。使い方としては、調べたい事件があれば、該当事件の判決年月日を確認し、その年月日の判例が紹介きれている前記両雑誌をめくれば、事件の全体像が分かるように、専門家が解説した文章が載っている。瑕疵問題をはじめ、業者や周辺の住民と操めている時に、法廷で争った場合にはどうなるのかを知る上でも参考になる。もっと賢い消費者になるためには、こうした判例に目を通しておくことによって、業者からの「脅し」にたいして毅然たる態度で対応できるという利点もある。「そんなことをしたら営業妨害で訴えてやる」とか、「やれるものならやってみろ。すでに判例が出ていて、裁判所は認めないよ」などといかにも法律に精通しているかのようなこだまとを言って素人を鴎す手口も少なくない。かと思うと、すでに判例があって、勝てないことが分かっていながら、裁判などで争うことになり無駄に費用をかけるということも、避けられるものなら避けたいものだ。この資料は、同志の歴戦の跡と考えたらどうだろうか。

憧れの東京マンション情報がこちらに